サービス残業は当たり前じゃない。当たり前も当たり前じゃない!昔の常識は今の常識じゃねぇ!!ていう気持ちから考えた身体に優しい時間配分を提案

 

教員をしてますショウです。今回は授業が大事だけど、短くしたら生徒も教師も負担が減るんじゃね?っていう提案です。

現状は?

 多くの先生方が厚労省が過労死ラインとする「月80時間以上の時間外勤務」を超えていますよね?僕自身、60時間以下になった月が1度しかなく、60時間~90時間の間です。現任校では月80時間以上勤務している先生方が毎月20%前後いて、なかには140時間以上の人も、、、。

定時に帰れる人

 

もちろん定時に帰る先生方もいます。年配・子育て中・文化部系の先生方ですかね。それ以外の先生は定時がすぎても当たり前のように指導・支援をしています。残業代がでないのにですよ。この感覚っておかしいと思いませんか。だから僕は趣味だと思ってやってます。

そこで提案するのが、年齢に応じた時間配分です。

年齢に応じた時間配分とは?

 

小学校は40分授業、中学・高校50分授業となります。皆さんは集中力がどのくらい持ちますか?よくMAX90分と言われていますが、僕は頑張って15分~30分が限度です。それをまだまだ幼い子供たちに40分も授業で同じ空間にいさせてることが変だと思いませんか?小学1年生は満7歳なんですよ?それに対して小学6年制は満12歳。これって大人と子供ぐらい違いますよね。

よって段階的に時間を延ばしていけばいいと思いついたんです。

 

 

小学校

 

小学1年生は20分授業にし、段階的に時間を延ばし、最終的に25~30分程度にしたらどうでしょうか。
授業のコマ数は増えますが、増えた分を復習時間に充てることで学習遅れを未然に防ぐことができます。
保護者の方も年齢が幼い時が一番不安に思うはずです。時間も短く、集中力が続きやすい時間割のため学習遅れを防ぎ、先生方もきめ細かい指導や減った時間を課題の把握や自己研鑽に当てることができるでしょう。

 

 

しかし、早く子供たちが帰宅するため、家で一人でいる時間が増えるのが懸念材料といえます。

 中学・高校

中学・高校では30~40分程度とします。
中学・高校では部活動があります。定時は5時ですが、6時~7時に終わる部活動が大半だと思います。その後に様々な業務を取り組み、帰宅時間が8時から10時の方が多いでしょう。そこで、30~40分授業にすることで14時~15時から部活を開始することができます。部活がやめられないのであれば、部活の時間も考慮して定時にすればいいのです。もちろん部活優先ではなく、学業優先です。その時間で学習遅れの生徒に指導・支援も行えますし、業務を余裕をもって取り組むことも可能となるでしょう。

 

おまけ

部活動をなくす!

中学・高校で一番の負担は部活動があることです。なのでなくなれば問題の8割は解決します。

実際に部活動をなくすは極端ですが、毎日、毎日何時間も時間を割く意味ありますか?僕は部活指導がしたくて教員になりました。しかし、子供ができたことにより心境の変化が産まれたんです。「このままでいいのか」と。

 ある先生の話ですが、部活の遠征から帰ってくると子供に「今日は家に泊まっていくの?」と言われたそうです。泊まっていく=すぐ居なくなるってことですもんね。

こんな悲しい話はありません。

僕も皆さんもこうなりたくはありませんよね。